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カーボン素材のメリットとデメリット

カーボン素材は、軽量で強度も強く、設計が自在で複雑な形状も作りやすいのがメリットです。

 

一方、デメリットと言えるのは、強度の限界を超えると突然折れてしまうことです。

 

また、型にファイバーを張る工程の自動化は現在の技術では難しく、職人による手作業が必要となります。

 

もっとも、作り方や技術次第で、曲げに強く、しなやかな製品を作ることも可能です。

 

たとえば、釣り竿やゴルフクラブのシャフト、テニスラケットなど、しなやかさが求められるアイテムにおいて、カーボン製品が増えてきました。

 

完全自動化はできなくても、すべて手作りするのに比べると量産化はしやすいです。

 

さまざまなアイテムに活用されているカーボンは、作り方などを工夫することができ、デメリットをカバーしたうえで変幻自在な素材として、デザイナーや開発者のひらめきをそのまま形にできるのが魅力です。