CFRPは、Carbon Fiber Reinforced Plasticのことで、カーボンファイバーでプラスチックを補強した素材です。
プラスチックは使い慣れた素材ですが、カーボンファイバーを融合させることで、プラスチックにはない優れた特性が発揮されます。
何より、軽くて強度が高いのは優れた特徴です。
カーボンファイバーの重さは、鉄の5分の1、アルミの2分の1ほどしかありません。
CFRPにした場合、カーボンファイバーとプラスチックの含有率にもよりますが、通常、GFRP(ガラスファイバー強化プラスチック)よりも軽いです。
カーボンファイバーの強度は機械構造用鉄鋼S45Cの5倍以上になり、CFRPにした場合でもS45Cの2倍以上の強度を保たせることができます。
軽いのに強いので、CFRPオートクレーブ成形を通じてさまざまな用途に応用することが可能です。