CFRPは、従来用いられてきた鉄をはじめ、アルミやチタン、ガラスなどの素材に置き換わる素材として、さまざまな分野で活用が進められています。
航空機や自動車、風力発電のブレードをはじめ、橋梁補強や床の補強、耐震性強化のために役立てられています。
いずれも極めて高い安全性が求められるものばかりで、強度と耐性の強さが求められる分野です。
CFRPは、プラスチック樹脂に炭素繊維を組み込んだ素材であり、鉄に比べて4分の1ほどの軽さでありながら、強度は10倍ほどあるのが特徴です。
軽量なので大型製品の加工や橋梁補強工事も容易な点もメリットになります。
橋梁補強工事をする際も、大型クレーンなどを必要とせず、わずかな人数の作業員で運んで施工することができます。
人手不足の時代に最小限の人数で、安全に施工できるのもCFRPが注目を集める理由の一つです。
