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スピードと安全性を求めて!レース用バイク部品の軽量化について解説

スピードと安全性を求めて!レース用バイク部品の軽量化について解説

バイクレースにおいてスピードを求めるならば、レース用バイク部品の軽量化が必須です。そしてレース用バイク部品の軽量化と安全性を考えた時、軽量でありながら頑丈さも兼ね備えたカーボン素材は、選択肢のひとつになります。現在では限定的な使われ方をしているカーボン素材ですが、その可能性は無限大です。この記事では、カーボン素材を使用してきた歴史と共に、レース用バイク部品への使用について解説します。

 

レース用バイク部品として使用されたCFRP

レース用バイク部品の中にはカーボン素材を使用したものがあります。カーボンと樹脂などを混ぜ合わせて作られたCFRPは、レース用バイク部品を軽量化したいと考えた時の選択肢になるでしょう。

CFRPで作られたレース用バイク部品の歴史は長く、1980年代の初頭から、現在のMotoGPであるWGP500ccクラスで、CFRPによるレース用バイク部品が開発されていました。

CFRP成形によるカウリング

なかでも古くからCFRPによって作られていたレース用バイク部品は、カウリングです。カウリングには走行中の空気抵抗を減らし、スピードを出しやすくする効果があります。レース用バイクはスピードが命です。重量のある素材ではスピードが出せないため、カウリングも軽量化を図りたいところです。

軽量なカウリング用の素材には、CFRPの他にABS樹脂が存在します。軽量で安価なABS樹脂ですが、強度の弱さが不安です。それに対してコストはかかりますが、金属と同等の強度を持つCFRPであれば安心して使用できます。

レース用バイクのカーボンホイール

レース用バイク部品として、1980年代にカーボンホイールも誕生しました。その後も軽量なカーボンホイールが、さまざまなブランドから発売されています。しかしホイールは、他の部品よりも非常にシビアな条件をクリアしなければならないため、開発されてから長い年月が経った現在でも、あまり取り扱われていません。

現在でも使用されているCFRPによるレース用バイク部品

レースにおいて車体の軽量化は重要な要素です。軽量化を徹底するため、沢山のレース用バイク部品をCFRPで作っていた時代がありました。しかし現在では、レースにおけるレギュレーションの改定などにより、CFRPで作られる部品は外装やフレームなどにとどまっています。それでも車体の軽量化はレースにおいて大変重要です。エンジンカバーやシートカウルなどをCFRPにすることで、軽量化を実現しているバイクもあります。

 

レース用バイクに欠かせない、CCコンポジット製のブレーキディスク

レース用バイク部品として数多く使用されているのは、強化カーボンで作られたCCコンポジット製のブレーキディスクです。レース用バイクの世界では、マシンの性能が上がってトップスピードが上昇したことにより、ブレーキの負担も増えました。ブレーキを使用した時の発熱量が上昇し、古くから使われてきた鋳鉄のブレーキディスクでは、その熱量に耐えられなくなってきたのです。

そこで使用されるようになったのが、軽くて熱にも強いCCコンポジット製のブレーキディスクです。CCコンポジット製ブレーキディスクの重量は、鋳鉄製ブレーキディスクの6割ほどで済みます。寿命も鋳鉄製のものより2~3倍ほど長く、レース用バイク部品として理想的と言えます。

ただしそのコストは非常に高額です。CCコンポジット製のブレーキディスクを作るには数か月かかり、大量生産に向かないためです。それでもレースの世界において速さと安全性を求めるには、CCコンポジット製のブレーキディスクは欠かせません。

 

レース用バイク部品を軽量化したいと考えた時に

レース用バイクのスピードを上げたいと考えた時に、部品の軽量化は必須です。同時に、レースの世界で戦っていくためには、振動などの影響を抑えて操作性を上げる必要もあります。現在流通しているパーツでは限界を感じることもあるでしょう。そのような時には、可能な限りCFRPなどを使用して、新たなレース用バイク部品を開発してみてはいかがでしょうか。CFRPを取り扱い、すでにレース用バイク部品を製造している企業は存在します。理想とするレース用バイク部品について相談することで、既存の部品では得られなかった特別なレース用バイク部品を生み出す助けとなるはずです。

 

まとめ

レース用バイク部品はさまざまな種類があります。レースでのスピードを考えるならば、レース用バイク部品は軽量であればあるほど良いでしょう。しかし高速で走り抜けるバイクにおいては、耐久性や安全性もなくてはなりません。CFRPは頑丈で軽量です。高コストではありますが、速さを追求するのであれば、CFRPによるレース用バイク部品は選択肢のひとつになるでしょう。

静岡県御殿場市にあります「株式会社SHAPE FIELD」では、レース用バイク部品の製造販売をおこなっています。CFRP製品を数多く取り扱っており、レーシングカーや自動車部品の分野においてもCFRPを採用しています。お客様との打ち合わせをもとにして、レース用バイク部品を製造いたしますので、ぜひ一度ご相談ください。CFRPの製造は高コストと言われますが、優秀な技術者の集中力と迅速な対応により、コストの削減と短期納期を実現いたします。